ステップ23「中学受験の進学塾選び 親力②」

2010年01月13日

スポーツ選手の「コーチ」と受験生の親は似たようなところがあります。
名選手の陰に名コーチあり、勉強のデキル子の陰に「親力」ありというところでしょうか。
コーチの仕事は、技術面や精神面で選手をリードし、引っ張り続けていくことです。
そのためにいつも先回りして課題を研究し、絶対に迷いや動揺を見せないよう、自分を必死に抑えるのです。
練習がうまくいくことばかりではなく、結果が出ないときなど、常に選手を冷静にさせています。
選手とともにコーチも、常に自分自身と闘っているのです。

ある名コーチでも、初めてのオリンピックでは、重圧や会場の独特の雰囲気に飲まれて、我を見失ったそうです。
それで、選手への指示も間違えてしまい、その結果、予選落ちしてしまいました。

受験でも、まったく同じことが言えると思います。
入試の場合も、本番でいつもと違うことをやれと言われたら、子どもは戸惑います。
ですから、「コーチ」の親は何ヶ月も前から作戦を練り、入試の前に「初めて」のことがないように準備します。
また、「弱気になる」ということ、つまり精神的な弱さをどうやって克服するかというと、答えは「練習!」の一言に尽きます。
結果がイマイチ振るわないと、「ダメかも…」と、誰でも不安になったり、落ち込んだりします。
それを乗り越えるのは、「誰よりも頑張って勉強した!」という事実が、精神的な支えになります。
  続きを読む


Posted たっぴー at 2010年01月13日 06:18親力

ステップ22「中学受験の進学塾選び 親力①」

2010年01月13日

勉強のデキル子やその親御さんを、羨ましいなぁと思ったことはありませんか?
多くの親御さんが、子どもの成績が振るわないのは本人の能力が足りないと思っているケースが多いのです。
そして、勉強のデキル子は、自分から進んで勉強していると思っているようです。
たしかに、小学生でも自分で計画を立てて勉強する子もいるらしいのですが、それはかなり珍しいことです。
しかし、そういうデキル子の親御さんにも悩みがあるのですが、どういうことだかわかりますか?
それは、下の子が勉強しなくて…ということです。
上の子は、たまたま勉強をする子だったけれど、下の子はあまり勉強しない子だと悩んでいるそうです。
ところが、上の子も下の子も成績優秀というご家庭というのも、たまにありますね。
その家庭の親御さんは、「自分から進んで勉強?…それはありません!」と言われます。
でも、それは遺伝ってことでしょうか?
いいえ、そうではなくて、明らかに、親御さんの対処の仕方が違うのだそうです。
多くのお子さんの中で、能力的には差がないのに、成績は全然違うということがたくさんあるそうです。
では、いったい何が違うのでしょうか?
  続きを読む


Posted たっぴー at 2010年01月13日 06:17親力