ステップ19「中学受験の進学塾選び 親子の話し合い②」

2010年01月10日

中学受験を決める前に、他にも、親が確認しておかなくてはならないことがあります。
それは、ご夫婦でよく話し合って、意見を一致させておくことです。
よく、どちらかが乗気なのに、片方が反対というパターンがあります。
中学受験は親にも子にも大きな負荷がかかりますので、少しのすれ違いで、大きなケンカに発展することが少なくないのです。
この話は、ご夫婦に限りません。
祖父や祖母が不賛成の場合、その考えをお子さんに吹き込んだり、関わってきたりすることもあるので、要注意です。

そういうふうに意見が不一致のご家庭は、受験がとても不利になってしまうでしょう。
お子さんを本気で頑張らせたいと思うのであれば、ご家庭の意見を一致させた上で受験に臨む必要があります。
子どもは楽なほうへ流れる習性があります。

ちゃんと頑張れる子でも、わざわざ勉強なんてやる必要ないよという意見にどうしても流されてしまいます。
中学受験で、もう一息、もう一歩で成果がぜんぜん違うというところで、楽な道をささやかれたら、どんな子でもそっちに流れるでしょう。
だからといって、両親がヤイヤイとハッパをかけ続けろというわけではありません。
ガミガミ係、息抜き係など、みんなでいろんな形でバランスよく応援していくことが大切です。
中学受験では、そのことを前もって考えておくくらい、お子さんに負荷がかかります。
お子さんだけが頑張るのではなく、ご家庭の強力なバックアップ体制が必要なのです。


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Posted たっぴー at 2010年01月10日 06:08 │親子の話し合い