最終章「中学受験の進学塾選び 効率アップの勉強法②」

2010年01月13日

塾に通い始めたお子さんが、勉強する量の多さやコツがつかめずに、つらさを訴えることがあるかもしれません。
そういう場合は、量をたくさんやることや、長時間やることよりも、もう少し楽に勉強する方法を考えてみましょう。
つまり、効率よく勉強をするということです。

まず、考える「ポイント」をきちんと押さえるということが、もっとも大切なことです。
例えば、長文の文章問題などでは、同じ単語が3回4回と出てきたら、それが要注意点というかポイントになります。
ですから、その前後をよく読んで、何についての質問か?どのように答えを出せばいいか?と常に考えるようにしましょう。
何でもかんでも、丸々覚えようと思うと、疲れるばかりで、ほんとうの実力は身につきません。
とくに入試の直前は、入試に出る問題のポイントだけを押さえて、後は「その場で乗り切る」くらいの気持ちが必要です。
よく、試験勉強は広く浅く、どんどん詰め込む、みたいなイメージがありますが、問題のポイントを深く理解しようとすることが大切です。
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Posted たっぴー at 2010年01月13日 06:26勉強法

ステップ28「中学受験の進学塾選び 効率アップの勉強法①」

2010年01月13日

中学受験の準備も始まり、塾にも馴れてきたお子さんが、「やればできる」という実感を持ち始めたでしょうか?
もし、そうでなければ、勉強の「効率」を上げるという対策が必要です。
塾の授業をがんばって受けて帰り、家で復習をするということは子どもにとって非常に負担が大きいものです。
ですから、いかに塾の勉強を効率よく受けて、家での復習も、より効率よくするかがポイントになるのです。

お子さんが塾から帰ったら、毎日、「今日は、何ができるようになった?」「何か発見があった?」と聞いてみてください。
詳しく内容をいちいち聞く必要はありません。
ただ、お子さんの話をきちんと聞いてやるだけです。
そして、新しく3個以上の発見があったら、カレンダーや表に星印やシールをその数だけ、描いたり貼ったりしてください。
これを毎日毎日積み重ねていくと、子どもの意識の心の中に「目標」や「目指すもの」や「課題」が見えてきます。
この「目標を持つ」「課題に注目する」ことこそが、勉強の効率を上げるのです。
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Posted たっぴー at 2010年01月13日 06:25勉強法

ステップ27「中学受験の進学塾選び 偏差値と難易度」

2010年01月13日

中学受験の時に、志望校の偏差値がどのくらいかというのは気になりますね。
大手の進学塾では入試についての最新情報を収集して、さまざまな分析を行っています。
偏差値ランキングの一覧も発表されますので、一度見ておくとよいかもしれません。

私立中学の偏差値や難易度の高い名門中学は、御三家と呼ばれています。
男子御三家は「麻布」「開成」「武蔵」、女子御三家は「桜蔭」「女子学院」「雙葉」となっています。
ほかには、栄光学園、慶應、駒場東邦、渋谷教育幕張、白百合、聖光学院、東大寺学園、灘、フェリス、早稲田実業、などがあります。
いずれも、進学実績や入学試験の難易度がトップクラスの学校です。
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